世界には珍種の猫がいますが、こちらの猫も非常に変わっています。日本で生まれた猫なのですが、YouTubeを見ていたら、このような動画を見つけました。
この猫の何が変わっているのか言えば、耳です。
飼い主さんによると、4匹の子猫が誕生して、その中の一匹が凄く変わっており、耳の位置、角度、さらに二股に別れた耳になっていたそうです。
確かに、動画を見ると非常に変わっていますね。二股に別れた耳を持っている猫なんて、初めて見ました。
ちなみに、短い足を持つマンチカンや、耳が折れているスコティッシュフォールドなども、もともとは突然変異から生まれた新種の猫なのだそうです。
こちらの猫も自然発生的に突然変異したと思われるので、うまく子孫に遺伝していけば、新種の猫になるのかもしれませんね。
実は、この猫だけでなく、別の動画でも、きょうだい猫たちの中に変わった耳を持っている子がいました。そちらの動画もご紹介します。
耳が二股に別れている珍しい猫
冒頭の動画は子猫の頃に撮影したものですが、最新の動画も公開されています。この子がどのように成長したのか、併せてご覧ください!
二股の耳を持つ子猫が生まれた
名前は、ゆきちゃん(♀)です。子猫の頃の写真です。普通の猫に比べて、耳が下の位置に付いていますね。
付いている位置が下なので、ピンと立った耳ではなく、横に伸びたような角度の耳になっています。そして、正面の写真なので分かりにくいですが、耳が二股になっています。
前方に小さな耳があり、通常の耳と二重になって付いているような感じにも見えます。
他のきょうだい猫
こちらは他のきょうだい猫です。真ん中の子猫がゆきちゃんです。他の子の耳は普通に見えますが、この後、成長した動画を見ると、やはり変わった耳の子がいます。
二股の耳を見てみると
この角度の写真で見ると、耳が二股になっているのが分かりやすいですね。耳以外には、特に変わったところはないようです。
きょうだい猫も、変わった耳をしている?
こちらは2016年1月24日に公開されている動画です。最初の動画が2012年11月22日の公開なので、子猫の頃から3年余りが経っています。
ゆきちゃんと一緒に映っている黒猫(♂)は、きょうだい猫です。
動画を確認してみてください。黒猫は二股の耳ではないですが、ゆきちゃんと同様に耳が少し下に付いていて、前方に寝ているような耳の角度になっていないでしょうか?
ゆきちゃんは突然変異なのでしょうが、他のきょうだい猫にも遺伝子が伝わっているようですね。
お皿を取り合って餌を食べている様子が可愛いですね♪ 残念ながら、黒猫の子はもう亡くなっているのだそうです。
ゆきちゃんの最新動画
こちらは2017/10/06に公開された新しい動画です。ずいぶんと大きくなりました。
「ひょっとして、もう一つ小さな耳が付いている?」とも思ったのですが、この動画を見ると、やはり構造的には、耳が二股に別れているみたいです。
今現在、ゆきちゃんは5歳くらいでしょうか。元気に育って、飼い主さんにもとても懐いていて何よりです。残っている他のきょうだい猫も見てみたいですね。
ゆきちゃんは女の子なので、子猫を生んでいるのかどうかも気になるところです。かなり珍しい猫なので、できれば子孫を残してほしいですね。
海外にもいた! 突然変異の変わった耳を持つ猫
調べてみると、ごく希に突然変異によって、変わった耳を持つ猫が世界にもいることが分かりました。
ロシアの生物学者、ウラジミール・Obryvkovという博士も、街を歩いていたところ偶然、5つの耳を持つ猫を発見したそうです。
通常の耳以外に二組の耳を持ち、さらにもう一つ、とても小さな耳があります。これは日本の猫のゆきちゃんとも、また異なる変わった耳ですね。
この猫はルンチャと名付けられて、博士の自宅で飼われることになりました。
博士は以前より、通常とは異なった造詣を持つ動物をこよなく愛し、研究していたそうで、新品種の猫を作ることに意欲を燃やしているのだそうです。
その後、どうなったのでしょうか?
参考)ロシアの生物学者、通りで偶然見つけた5つ耳の野良猫を自宅に持ち帰り、複数耳の猫を作り出す実験を計画中
4つの耳を持つドイツの猫「リリー」
こちらの猫の耳も変わっていて、大小の耳が二つ並んだような耳をしています。海外では「4つの耳を持つ猫」として紹介されているようです。
ドイツの猫で、名前はリリーちゃんです。2004年に報じられたそうですが、今も元気に暮らしているでしょうか?
アメリカ・シカゴで発見された4つの耳を持つ猫「ヨーダ」
こちらは2008年、アメリカのシカゴで発見されたヨーダちゃんです。この子も耳が4つありますね。通常の耳の後ろ側に、もう一つ、小さな耳が付いています。
世界的に見ても、冒頭のゆきちゃんを始め、このような耳を持つ猫が確認されている例は希なので、非常に珍しい猫であることは間違いありません。
変わった耳をしていても、健康に問題はないようなので、長生きしてほしいですね!
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