愛猫の爪切りは、飼い主にとって、いちばんの悩みの種かもしれません。猫はもともと体を触られることを嫌がるので、なかなか爪切りをさせてくれませんね。
普段は信頼関係が出来ていても、猫にとって爪切りは大きなストレスになります。
でも、爪が伸びたまま放っておくと、人や家具を傷付けるだけでなく、猫も爪が肉球や皮膚に食い込んで怪我をしてしまうことになります。
当記事では、爪切りをさせてくれない猫が、嫌がらないで爪切りをさせてくれる方法をご紹介します。
猫の爪切り:壮絶編
まずは、猫の壮絶な爪切りの動画をご覧ください。
この動画のタイトルは、「爪切りを嫌がる猫の爪切りは、必死です。決していじめているわけではありません。」となっています。
たいていの猫は爪切りを嫌がり、必死に暴れて抵抗するので、このような断りのタイトルを付ける気持ちも分かります。
それでも動画に付いているコメントは、「へたくそ」「あかん!」などの辛辣な批判が多いですね~。そうは言っても、なかなか一人で猫の爪を切るのは難しいんです。
もっと上手に爪切りができるコツはあるのでしょうか? では、次の動画をご覧ください!
猫の爪切り:らくらく編
こちらの動画では、らくらくと猫の爪切りをしています。
何が違うのか、一目瞭然ですね。そうです。猫の爪切りをするときに、洗濯ネットを利用しています。猫は狭い場所が好きなので、洗濯ネットを被せるだけでも、おとなしくなるのです。
動画のように、こんなにうまくいくかどうかは猫にもよりますが、ネットを被せているため、暴れて噛まれたり、爪で引っ掛かられるリスクは格段に減ります。
短い時間でサッと爪切りが済めば、猫のストレスも減りますね。愛猫の爪切りに悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。
「みのむし袋」で猫の爪切りも簡単!
上の動画では、洗濯ネットを被せていましたが、「みのむし袋」と呼ばれる猫の専用ネットも販売されています。これを被せると、猫が落ち着きます。
ネットでは、バスタオルを被せて目隠しする方法なども紹介されていますが、手足が自由だと、やはり暴れます。みのむし袋を、すっぽりと猫に被せたほうが安全ですし、おとなしくなります。
みのむし袋は、爪切りはもちろん、シャンプーや耳掃除のときにも便利です。
ワクチン注射などで病院に連れて行くときにも、みのむし袋を被せてからキャリーゲージに入れると、猫の恐怖感も薄れます。
猫を飼っている人は、一つ用意しておくと重宝します。
猫の爪切りには、普通のハサミや人間用の爪切りではなく、猫用の爪切りを用意しておきましょう。
猫の爪切りは何ミリ?
猫の爪切りは目安としては、爪の先端から2mmほど手前で留めておくのが良いと言われています。
なぜかと言えば、犬や猫の爪の中には、実は血管が通っているからです。不用意に深く切ると、出血してしまう場合があるので注意してください。
みのむしネットを被せてみたら、楽に爪が切れるようになったからといって、あまり深爪しないようにしましょう。
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