醜いと言われ、拒否され続けた猫のロメオ。今は世界中から愛される猫に!

「醜い子猫」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?

この動画で紹介されている猫のロメオは、決して醜い子猫ではありません。他の猫と同じように遊ぶことが大好きで、人懐っこい性格の可愛い猫です。

ただ、ロメオは他のきょうだい猫たちとは、少しだけ異なる容貌で生まれてきました。それは目の大きさや、少し潰れたような鼻、それだけの違いです。

ロメオは、きょうだい猫たちと一緒に動物愛護団体に保護されていました。しかし、施設に訪れた多くの人たちは、ロメオの顔を見るなり、里親になることを拒否したので、彼だけが取り残されてしまいました。

人間たちから醜い子猫と言われたロメオが、どのようにして幸せを掴んだのか、興味のある方はぜひお読みください!

醜い子猫と言われたロメオの物語

醜い子猫と言われたロメオ

ある日、スペインの路上にいた子猫のきょうだいたちが、地元の動物愛護団体に保護されました。

その後、子猫たちには、次々に里親になってくれる人が見つかりましたが、ロメオだけは引き取ってくれる人が現れませんでした。

その理由は、ロメオの顔に奇形が見られたためです。施設を訪れる人の中には、ロメオを見て、「なんて醜い子なんだ」と、あからさまに口にする人もいたそうです。

ロメオに転機が訪れる

長い間、里親が見つからなかったロメオ

ロメオは長い間、引き取ってくれる里親が見つからず、施設にある小さなケージの中で孤独に暮らしていました。

当時の職員によると、ロメオは余りにも多くの人たちから拒否され続けて、それにすっかり馴れてしまい、「僕なんて自分のおうちを見つけることなんかできないのさ」と思っているようにも見えたそうです。

しかし、そんなロメオにも、ようやく転機が訪れます。

地元でサントゥアリオ・コンパッション・アニマル(動物救護団体 SCA)を運営するスタッフたちが、ロメオのことを聞きつけて、彼に居場所を与えたいと申し出て来たのです。

彼らはその日のうちに手続きを済ませて、ロメオを引き取りました。

こうしてロメオは、自由に走り回れる広い部屋と、暖かい寝床を手に入れました。そして何よりも、自分に愛情を注いでくれる人たちに、初めて出会うことができたのです。

ロメオの容貌は、彼を特別な存在にしている

ロメオがSCAの新しい施設にやって来くると、スタッフたちは毎日愛情を持って彼に接しました。そんな彼らに恩返しをするかのように、ロメオは元気で愛らしい姿を見せました。

スタッフの一人は、次のように語っています。

こんな醜い猫を欲しがる人なんていないよ、と多くの人が言っていました。

でも、私たちにとって、ロミオは醜くなんてありません。彼は他の猫と同じように遊ぶことが大好きな愛らしい子猫です。

ロメオの容貌は、彼を特別な存在にしてくれているのです。

ロメオとSCAのスタッフ

ロメオを引き取ったSCAのスタッフと、その肩に乗るロメオです。一緒に本を見ている姿が可愛いですね!

オモチャで元気に遊ぶロメオの動画

こちらは、ロメオを引き取ったSCAのFacebookページに投稿されている動画です。

ロメオがオモチャで元気に遊んでいます。この愛らしい姿を見て、もう醜い子猫なんて言う人はいませんね。

オモチャで遊ぶロメオ

ロメオは「醜い猫」と言われて、誰も引き取り手のない子猫でしたが、今では世界中の多くの人たちがロメオを「とても愛らしい猫」と呼んで、彼に会いに来るそうです。

ロメオは、他の猫と少し容貌が違うというだけでした。その違いを除けば、ロメオは実際に、とても愛らしい猫だったのです。今ではその違いが、むしろ特別な魅力にもなっています。

「他と違う」ということは、「特別な素晴らしいこと」なのだという価値観を、もっと多くの人たちが共有できれば、この世界はもっと愛に満ちた世界になります。

差別心と偏見に満ちた私たち人間に、とても大切なことを伝えるために、ロメオは生まれてきたのではないでしょうか?